板・気配値の読み方|デイトレ初心者向けに注文板の見方を解説

デイトレとスイングの違い

まず、2つのスタイルの基本的な違いを整理します。

デイトレードスイングトレード
保有期間当日中に決済数日〜数週間
取引回数1日に複数回週に数回程度
1回の利幅小さい(数十〜数百円)大きい(数百〜数千円)
リスク翌日リスクなし翌日ギャップリスクあり
必要な時間日中の監視が必要朝夕の確認でOK

デイトレは当日中に決済するため、翌日の相場変動リスクを持ち越さないのが特徴です。一方スイングトレードは数日〜数週間保有するため、1回の取引で狙える利益が大きくなります。

それぞれのメリット・デメリット

デイトレードのメリット・デメリット

✅ デイトレのメリット
・翌日のリスクを持ち越さない。寝ている間に急落する心配がない
・損切りが早くできるため、1回あたりの損失を小さく抑えやすい
・結果がその日のうちに出るので、改善サイクルが速い
✕ デイトレのデメリット
・日中に相場を監視する時間が必要
・1回の利幅が小さいため、回数をこなす必要がある
・取引回数が多いと手数料負けするリスクがある(手数料無料の証券会社なら問題なし)

スイングトレードのメリット・デメリット

✅ スイングのメリット
・日中の監視が不要。朝エントリーして夕方確認するだけでOK
・1回の取引で狙える利幅が大きい
・じっくりチャートを分析してからエントリーできる
✕ スイングのデメリット
・翌日に窓開け(ギャップ)が発生するリスクがある
・保有期間中は資金が拘束される
・含み損を抱えたまま数日過ごすメンタル負担がある

会社員はどちらが向いているか

結論から言うと、会社員にはスイングトレードの方が相性がいいケースが多いです。

デイトレは日中に相場を見る時間が必要なため、仕事中に監視できない会社員には難しい面があります。一方スイングは朝エントリーして夕方に確認する流れで回せるため、仕事との両立がしやすいです。

💡 会社員がスイングをやるイメージ
朝:チャートを確認してエントリー注文を入れる(5〜10分)
日中:基本放置。OCO注文で損切り・利確を事前設定
夜:チャートを確認して翌日の戦略を考える(10〜15分)

ただし、デイトレが完全に無理というわけではありません。OCO注文を活用すれば、日中に張り付かなくてもある程度対応できます。

OCO注文でデイトレも可能

OCO注文とは「損切り注文と利確注文を同時に出し、どちらかが約定したらもう一方をキャンセルする」注文方法です。

例えば、朝に1,000円の株を買ったとします。同時に「950円になったら損切り(-5,000円)」「1,050円になったら利確(+5,000円)」というOCO注文を入れておけば、日中に相場を見なくても自動で決済されます。

OCO注文の例

買値:1,000円 × 100株

損切り注文:950円(-5,000円)

利確注文:1,050円(+5,000円)

→ どちらかに達したら自動決済。日中に見なくてOK。

⚠️ OCO注文の注意点
急騰・急落時にはスリッページ(想定価格とずれること)が発生することがあります。また、注文が通らないケースもあるため、過信は禁物です。

OCO注文の設定方法は証券会社によって異なります。松井証券では「追跡指値」という名称で同様の機能が利用できます。まだ口座を持っていない方は、手数料無料で始められる以下がおすすめです。

松井証券 口座開設(無料) マネックス証券 口座開設(無料)

損切り・利確のシミュレーションは MoneyToolsのOCO計算ツール で確認できます。

まとめ

  • デイトレは当日中に決済。翌日リスクなしだが日中の監視が必要。
  • スイングトレードは数日〜数週間保有。利幅は大きいが翌日リスクあり。
  • 会社員はスイングの方が生活スタイルに合いやすい。
  • OCO注文を活用すれば、会社員でもデイトレに近い運用が可能。
  • どちらが正解ではなく、自分の生活スタイルに合ったスタイルを選ぶことが大切。