損益比率(RR比)とは何か
損益比率(リスクリワード比、RR比)とは、「1回のトレードで負けたときの損失」に対して「勝ったときの利益」が何倍かを示す指標です。
たとえば損切りを−1万円、利確を+2万円に設定した場合、RR比は1:2です。
計算方法と具体例
エントリー価格:1,000円
損切りライン:980円(−20円 × 100株 = 損失2,000円)
利確ライン:1,060円(+60円 × 100株 = 利益6,000円)
→ RR比 = 2,000円 : 6,000円 = 1:3
計算式はシンプルです:
RR比 = 損切り幅(リスク): 利確幅(リワード)
例:損切り20円、利確60円 → 1:3
勝率との組み合わせで考える
RR比が高いと、勝率が低くても利益を出せます。以下は10回トレードした場合のシミュレーションです(1回あたりの損失:1万円)。
勝率40%でも、RR比が1:2以上あれば利益を出せます。逆に、どれだけ高い勝率でもRR比が1:1未満では長期的に勝てません。
トレードでの使い方
エントリーする前に、損切り・利確の価格を決めてRR比を計算する習慣をつけましょう。RR比が1:1.5未満のトレードは見送るのが基本です。
| RR比 | 評価 | 推奨 |
|---|---|---|
| 1:3以上 | 理想的 | 積極的にエントリー |
| 1:2 | 良い | エントリーOK |
| 1:1.5 | 最低ライン | 条件が揃えばOK |
| 1:1以下 | 悪い | 見送りを推奨 |
OCO注文でRR比を固定する
RR比を設定しても、感情的に損切りできなければ意味がありません。OCO注文を使うと、損切りと利確を同時に注文できるため、設定したRR比を機械的に実行できます。
エントリー:1,000円で買い
OCO注文①(損切り):980円で逆指値売り(損失2,000円)
OCO注文②(利確):1,040円で指値売り(利益4,000円)
→ どちらかが約定したらもう片方は自動キャンセル。RR比1:2を感情なしで実行。
まとめ
- 損益比率(RR比)は「1回の損失」に対して「1回の利益」が何倍かを示す指標。
- RR比が1:2あれば、勝率40%でも利益を出し続けられる。
- エントリー前に損切り・利確ラインを決めてRR比を計算する習慣をつける。
- 目安はRR比1:2以上。1:1以下のトレードは見送りを推奨。
- OCO注文と組み合わせることで、感情に左右されずRR比を実行できる。