口座の種類と確定申告の関係
株の税金は口座の種類によって確定申告が必要かどうかが変わります。
| 口座の種類 | 確定申告 | 特徴 |
|---|---|---|
| 特定口座(源泉徴収あり) | 原則不要 | 証券会社が自動で税金を計算・納付。ほったらかしでOK。 |
| 特定口座(源泉徴収なし) | 必要 | 証券会社が損益を計算するが、申告・納付は自分でやる。 |
| 一般口座 | 必要 | 損益計算も申告も自分でやる。手間がかかる。 |
| NISA口座 | 不要 | 利益が非課税なので申告不要。 |
💡 初心者は特定口座(源泉徴収あり)でOK
確定申告の手間を省きたいなら特定口座(源泉徴収あり)を選びましょう。ただし損益通算・繰越控除を使いたい場合は確定申告が必要になります。
確定申告が必要なケース・不要なケース
| 状況 | 確定申告 |
|---|---|
| 特定口座(源泉徴収あり)で利益が出た | 不要 |
| 特定口座(源泉徴収あり)で損失が出た | 任意(繰越控除したければ必要) |
| 複数の証券会社で損益を通算したい | 必要 |
| 損失を翌年以降に繰り越したい | 必要 |
| 一般口座で利益が出た | 必要 |
損益通算とは何か
損益通算とは、複数の口座や銘柄の利益と損失を合算して課税対象額を減らす仕組みです。
A証券で利益
+50万円
+
B証券で損失
−30万円
=
課税対象(損益通算後)
20万円
通算前は50万円に課税(約10万円)でしたが、損益通算後は20万円への課税(約4万円)になります。約6万円の節税になります。
⚠️ 複数の証券会社をまたぐ場合は確定申告が必要
同じ証券会社の特定口座内なら自動で通算されますが、A証券とB証券をまたぐ損益通算は自分で確定申告する必要があります。
繰越控除とは何か
損益通算しても損失が残った場合、最大3年間翌年以降の利益と相殺できます。これを繰越控除といいます。
繰越控除の例
2024年:損失100万円 → 確定申告して損失を繰り越す
2025年:利益60万円 → 繰越損失と相殺 → 課税対象0円(税金0)
2026年:利益70万円 → 残り40万円の損失と相殺 → 課税対象30万円
✅ 損した年こそ確定申告をしよう
損失が出た年に確定申告をしておかないと、繰越控除が使えません。損した年ほど申告する価値があります。
確定申告のやり方(概要)
1
証券会社から「年間取引報告書」を取得する
1月〜2月ごろに証券会社のマイページからダウンロードできます。
1月〜2月ごろに証券会社のマイページからダウンロードできます。
2
国税庁「確定申告書等作成コーナー」にアクセス
`確定申告書等作成コーナー`で検索。マイナンバーカードかID・パスワードでログイン。
`確定申告書等作成コーナー`で検索。マイナンバーカードかID・パスワードでログイン。
3
「株式の譲渡」を選択して数字を入力
年間取引報告書の数字を見ながら入力。複数の証券会社がある場合は全社分入力。
年間取引報告書の数字を見ながら入力。複数の証券会社がある場合は全社分入力。
4
申告期限(3月15日)までに提出・納付
e-Taxならオンラインで完結。損失の繰越控除は毎年申告が必要です。
e-Taxならオンラインで完結。損失の繰越控除は毎年申告が必要です。
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まとめ
- 特定口座(源泉徴収あり)なら原則確定申告不要。証券会社が自動で処理。
- 複数の証券会社をまたぐ損益通算は自分で確定申告が必要。
- 損失が出た年も確定申告すれば最大3年間の繰越控除が使える。
- 損した年こそ確定申告する価値がある。
- 確定申告は国税庁の確定申告書等作成コーナーからオンラインでできる。
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