デイトレとスイングの違い
まず、2つのスタイルの基本的な違いを整理します。
| デイトレード | スイングトレード | |
|---|---|---|
| 保有期間 | 当日中に決済 | 数日〜数週間 |
| 取引回数 | 1日に複数回 | 週に数回程度 |
| 1回の利幅 | 小さい(数十〜数百円) | 大きい(数百〜数千円) |
| リスク | 翌日リスクなし | 翌日ギャップリスクあり |
| 必要な時間 | 日中の監視が必要 | 朝夕の確認でOK |
デイトレは当日中に決済するため、翌日の相場変動リスクを持ち越さないのが特徴です。一方スイングトレードは数日〜数週間保有するため、1回の取引で狙える利益が大きくなります。
それぞれのメリット・デメリット
デイトレードのメリット・デメリット
・損切りが早くできるため、1回あたりの損失を小さく抑えやすい
・結果がその日のうちに出るので、改善サイクルが速い
・1回の利幅が小さいため、回数をこなす必要がある
・取引回数が多いと手数料負けするリスクがある(手数料無料の証券会社なら問題なし)
スイングトレードのメリット・デメリット
・1回の取引で狙える利幅が大きい
・じっくりチャートを分析してからエントリーできる
・保有期間中は資金が拘束される
・含み損を抱えたまま数日過ごすメンタル負担がある
会社員はどちらが向いているか
結論から言うと、会社員にはスイングトレードの方が相性がいいケースが多いです。
デイトレは日中に相場を見る時間が必要なため、仕事中に監視できない会社員には難しい面があります。一方スイングは朝エントリーして夕方に確認する流れで回せるため、仕事との両立がしやすいです。
日中:基本放置。OCO注文で損切り・利確を事前設定
夜:チャートを確認して翌日の戦略を考える(10〜15分)
ただし、デイトレが完全に無理というわけではありません。OCO注文を活用すれば、日中に張り付かなくてもある程度対応できます。
OCO注文でデイトレも可能
OCO注文とは「損切り注文と利確注文を同時に出し、どちらかが約定したらもう一方をキャンセルする」注文方法です。
例えば、朝に1,000円の株を買ったとします。同時に「950円になったら損切り(-5,000円)」「1,050円になったら利確(+5,000円)」というOCO注文を入れておけば、日中に相場を見なくても自動で決済されます。
買値:1,000円 × 100株
損切り注文:950円(-5,000円)
利確注文:1,050円(+5,000円)
→ どちらかに達したら自動決済。日中に見なくてOK。
OCO注文の設定方法は証券会社によって異なります。松井証券では「追跡指値」という名称で同様の機能が利用できます。まだ口座を持っていない方は、手数料無料で始められる以下がおすすめです。
松井証券 口座開設(無料) マネックス証券 口座開設(無料)損切り・利確のシミュレーションは MoneyToolsのOCO計算ツール で確認できます。
まとめ
- デイトレは当日中に決済。翌日リスクなしだが日中の監視が必要。
- スイングトレードは数日〜数週間保有。利幅は大きいが翌日リスクあり。
- 会社員はスイングの方が生活スタイルに合いやすい。
- OCO注文を活用すれば、会社員でもデイトレに近い運用が可能。
- どちらが正解ではなく、自分の生活スタイルに合ったスタイルを選ぶことが大切。