| 上昇率 | 目標株価 | 利益(税前) | 利益(税後) |
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| 下落率 | 損切株価 | 損失額 |
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OCO注文の仕組みをもっと詳しく知りたい方はこちら
デイトレの注文の種類を図解で解説|成行・指値・逆指値・OCOの違いとは?OCO(One Cancels the Other)注文とは、2つの注文を同時に出しておき、どちらか一方が約定したら、もう片方が自動でキャンセルされる注文方法です。
株を買ったあとに「利益確定の指値」と「損切りの逆指値」をセットで置くのが代表的な使い方です。1,000円で買った株に対して、1,050円で利確・970円で損切りを同時にセットしておくイメージです。
1,050円に届けば利確が約定し、970円の損切り注文は自動で消えます。逆に970円まで下がれば損切りが発動し、利確注文が消えます。両方が同時に約定することはありません。
最大の利点は、画面を見ていなくても決済が実行されることです。仕事中や就寝中でも、あらかじめ決めた価格で自動的に売買が行われます。
もう1つの利点は感情を排除できることです。含み損を抱えると「もう少し待てば戻るかも」と考えてしまい、損切りが遅れがちになります。先に注文として置いておけば、その判断の余地がなくなります。
逆に含み益が出たときも、「まだ上がるかも」と欲張って利益を逃すことを防げます。エントリーする前に出口を決めてしまうのがOCOの本質です。
OCOと一緒に説明されることが多いのがIFD(イフダン)とIFDOCO(イフダン・オーシーオー)です。違いは「新規注文を含むかどうか」だけで、決済側の考え方は同じです。
| 注文方法 | まとめて出すもの | 使う場面 |
|---|---|---|
| OCO (オーシーオー) | 決済2つ 利確の指値 + 損切りの逆指値 | すでに持っている株の出口を決める |
| IFD (イフダン) | 新規1つ + 決済1つ | 「この値段で買えたら、この値段で売る」 |
| IFDOCO (IFO) | 新規1つ + 決済2つ 利確 + 損切り | 買いも出口もまとめて置く |
IFDはIf Done(もし約定したら)の略です。IFDOCOはそのIFDの決済側をOCOに置き換えたもので、IFOとも呼ばれます。新規・利確・損切りの3つを一度に置けるので、エントリーする前に出口まで確定できるのが利点です。
このツールで出した利確・損切りの価格は、OCOでもIFDOCOでもそのまま使えます。違うのは新規注文を一緒に出すかどうかだけで、出口の価格は変わりません。
同じ仕組みでも名前が違うことがあります。「逆指値付通常注文」「ツイン指値」といった名前で提供されていたら、OCOと同じものだと考えて構いません。国内株ではOCOを扱っていない証券会社もあるので、使う前に注文画面で確認してください。
このツールは株価と株数で入力しますが、OCO・IFD・IFDOCOの仕組みはFXでも同じです。株数の欄に通貨数(ロット数)を入れれば、利確・損切りの価格はそのまま計算できます。FXのほうがこれらの注文を標準で備えている業者が多く、IFDOCOは特によく使われます。
⚠️ 税率は同じ20.315%ですが、課税の区分が違います。株は「上場株式等の譲渡所得等」、FXは「先物取引に係る雑所得等」で、この2つは損益通算できません。株の損とFXの利益を相殺することはできない点に注意してください。
このツールでは利確・損切りを%で指定します。目安として、損切りは3〜5%、利確は損切り幅と同じかそれ以上に設定することが多くあります。
重要なのは損益比率(RR比)です。損切り1に対して利確がいくらかという比率で、これが高いほど低い勝率でも利益が残ります。
株数から適正な損切り幅を逆算したい場合はポジションサイズ計算ツールも使えます。
損切り幅を何%にするかは、過去の取引を見れば後から計算できます。ただしそうやって出した「最適値」は、取引を数件足しただけでひっくり返ります。
筆者が自分のFX取引36件すべてについて、保有中に一番マイナス側へ振れた値幅(最大逆行)を記録し、「もし損切りをこの幅に置いていたら合計がどうなったか」を計算した結果が次の表です。
| 損切り幅 | 36件の合計 | 勝率 | 切られる件数 |
|---|---|---|---|
| −8pips | −79.9pips | 27.8% | 26件 |
| −12pips | −60.1pips | 41.7% | 20件 |
| −20pips | −93.2pips | 52.8% | 12件 |
| −25pips | −30.1pips | 61.1% | 4件 |
| −30pips | −39.9pips | 61.1% | 1件 |
注目してほしいのは2点です。
1つめは、損切りを浅くするほど成績が悪くなっていること。−8pipsまで詰めると−79.9pipsで、最も悪い結果になりました。勝ったトレードですら途中で平均10pips前後は沈んでから戻っているため、浅い損切りは本来勝てたはずの取引を先に切ってしまいます。利確幅を広く取るために損切りを詰める、という発想は逆効果になりがちです。
2つめは、この表が30件時点ではまったく違う形をしていたこと。30件の時点では−25pipsの合計は「+57.0pips」で、唯一のプラスでした。そこに6件足しただけで −30.1pips に反転しています(最大逆行を記録した30件での値です。1件目は記録を取り始める前なので母数に入っていません)。
つまり「損切りは◯%が正解」という数字は、少ないサンプルから出ていればいつでもひっくり返ります。幅を細かくチューニングするより、決めた幅をOCOで先に置いて機械的に執行するほうが現実的です。検証の詳細は損切りラインの決め方の記事にまとめています。
OCOの損切り側は逆指値です。逆指値は「指定価格に達したら注文を出す」仕組みで、多くの場合そこから成行で執行されます。指定した価格そのもので約定するとは限りません。
通常の値動きならほぼ指定どおりに約定しますが、次の場面ではズレます。
このツールが出す損切り価格は想定どおりに約定した場合の金額です。実際の損失はこれより大きくなることがあります。出来高が十分にあるかは出来高・売買代金チェックツールで確認できます。
かかりません。税金は利益が出た場合にのみ発生します。なお損失は確定申告をすれば3年間繰り越して翌年以降の利益と相殺できます。
向きが逆です。指値は「この値段まで下がったら買う/上がったら売る」、逆指値は「この値段まで下がったら売る」。損切りに使うのは逆指値のほうです。詳しくは注文の種類の解説をご覧ください。
必ずとは限りません。相場が急変したときは、指定価格を飛び越えて約定すること(スリッページ)があります。特に出来高の少ない銘柄や、決算発表の前後は注意が必要です。
含むものが違います。OCOは決済の2つ(利確+損切り)、IFD(イフダン)は新規1つ+決済1つ、IFDOCO(IFO)は新規1つ+決済2つです。このツールで出した利確・損切り価格は、どの注文方法でもそのまま使えます。
使えます。株数の欄に通貨数(ロット数)を入れれば、利確・損切りの価格は同じように計算できます。ただし税金は株とFXで課税の区分が違い、損益通算はできません。
「逆指値付通常注文」「ツイン指値」など別の名前で提供されていることがあります。それも見当たらない場合は、利確の指値と損切りの逆指値を別々に出し、どちらかが約定したらもう一方を自分で取り消してください。取り消し忘れると、後日いきなり約定することがあります。
税率20.315%で計算した概算です。売買手数料は含んでいません。手数料まで含めた実際の手取りは株の利益計算ツールで計算できます。