ポジションを持つために口座へ担保として預ける金額です。レバレッジが高いほど少なくて済みます。
例:150円 × 10,000通貨 ÷ 25倍 = 60,000円
クロス円(米ドル/円など)では 1pips = 0.01円 です。つまり取引数量を100で割った額が、1pips動いたときの損益になります。
例:10,000通貨なら1pips=100円、1,000通貨なら1pips=10円
預けている資金が、必要証拠金の何倍あるかを示す割合です。この数値が低いほど、少しの逆行で強制ロスカットに近づきます。
| 維持率 | 状態 |
|---|---|
| 300%以上 | 余裕あり。急変動にも耐えやすい |
| 200〜300% | やや余裕あり |
| 150〜200% | 注意。大きめの逆行で危険水域に入る |
| 150%未満 | 危険。ロスカットが近い |
「何通貨買うか」は感覚ではなく、損切り幅と許容損失額から逆算して決めます。
例:許容損失2,000円・損切り25pipsなら → 2,000 ÷ 25 × 100 = 8,000通貨
これは株のポジションサイズ計算とまったく同じ考え方です。1回の損失を先に決めてから数量を決める、という順番が重要になります。
pipsは値動きの単位です。通貨ペアによって1pipsの大きさが違うため、同じ「10pips動いた」でも金額が変わります。
| 通貨ペア | 1pips | 10,000通貨なら |
|---|---|---|
| クロス円(米ドル/円など) | 0.01円 | 100円 |
| ドルストレート(ユーロ/米ドルなど) | 0.0001ドル | 1ドル(円換算は為替レート次第) |
クロス円のpips計算は暗算できます。
1,000通貨なら10円、3,400通貨なら34円、10,000通貨なら100円です。損切り25pipsで3,400通貨なら 34円 × 25 = 850円 の損失になります。ロット計算をするときは、この「1pipsいくらか」を先に押さえておくと早いです。
ゴールドやシルバー、原油などは1pipsの定義が業者によって違います。同じ金価格でも「0.01を1pips」とする業者と「0.1を1pips」とする業者があり、片方の感覚で計算すると10倍ずれます。
確かめ方は単純で、業者の取引要綱にある最小変動単位を見るか、最小数量で実際に建てて1ティックいくら動くか確認するのが確実です。このツールはクロス円を前提にしているため、商品CFDにはそのまま使えません。
「FXは少額から始められる」と言われますが、必要証拠金だけ用意しても足りません。必要証拠金ちょうどだと維持率100%で建てることになり、1pips逆行した時点でロスカットへ向かって進み始めます。
| 取引数量 | 必要証拠金(25倍・1ドル157円) | 1pipsの損益 |
|---|---|---|
| 1,000通貨 | 6,280円 | 10円 |
| 3,400通貨 | 21,352円 | 34円 |
| 10,000通貨(1Lot) | 62,800円 | 100円 |
この証拠金計算は「建てられるかどうか」の最低ラインです。実際にはどこまで逆行に耐えられるかから逆算します。
例:残高10万円で3,400通貨(必要証拠金21,352円)、ロスカット水準50%の業者なら、ロスカットされる有効証拠金は10,676円。耐えられるのは(100,000 − 10,676)÷ 34 = 約2,627pipsです。
同じ数量でも残高が3万円なら(30,000 − 10,676)÷ 34 = 約568pipsまで縮みます。資金が少ないほど退場までの距離が短くなるということです。上の計算機に口座資金を入れると、この維持率がその場で出ます。
なおロスカット水準は業者ごとに違い、50%〜100%程度が一般的です。使っている業者の数字を必ず確認してください。詳しくはFXの強制ロスカットは何円で発動するかで解説しています。
業者によって異なります。国内では1Lot=1万通貨が一般的ですが、1Lot=1,000通貨としている業者もあります。また最低取引単位も業者により1通貨・100通貨・1,000通貨と差があるので、口座のルールを確認してください。
明確な正解はありませんが、300%以上を目安にすると急変動時の耐性が高くなります。維持率が低い状態は、レバレッジを実質的に高く使っているのと同じ意味になります。
業者ごとに異なり、50%〜100%程度が一般的です。ただし相場が急変動した場合、ロスカット水準を超えて約定し、証拠金以上の損失(追証)が発生する可能性もあります。取引を始める前に、使っている業者のロスカット水準を必ず確認してください。
このツールはクロス円(米ドル/円・ユーロ/円など、円が絡む通貨ペア)を前提にしています。ユーロ/米ドルのような通貨ペアは1pipsの価値が異なるため、そのままの数値では使えません。
クロス円なら通貨数 ÷ 100 が1pipsあたりの円額です。3,400通貨なら34円。損切り25pipsなら34×25=850円の損失になります。ドルストレートは1pipsが0.0001ドルなので、円換算に為替レートが必要です。
1,000通貨なら必要証拠金は約6,280円(1ドル157円・レバレッジ25倍)です。ただしこれは建てられる最低ラインで、この金額ちょうどだと維持率100%になり、すぐロスカット方向へ進みます。証拠金シミュレーションの節で、どこまで逆行に耐えられるかの計算を載せています。
ポジションサイズの決め方|1回のトレードで買っていい株数
損切り幅から逆算して、1回で取るリスクを決める考え方です。