損益比率(RR比)とは|勝率が低くても利益を出す仕組み

信用取引とは何か

通常の株取引(現物取引)は「自分のお金で株を買う」だけですが、信用取引は証券会社からお金や株を借りて取引する仕組みです。

比較現物取引信用取引
資金自分のお金のみ証券会社から借りられる
最大取引額手持ち資金まで手持ち資金の約3.3倍
売り方持っている株のみ売れる持っていない株も売れる(空売り)
コスト売買手数料のみ金利・貸株料が追加でかかる
損失上限投資額まで投資額を超える可能性あり
⚠️ 信用取引は上級者向け
信用取引は現物取引に慣れてからチャレンジするものです。初心者がいきなり始めると、想定外の大きな損失につながる可能性があります。

レバレッジの仕組み

信用取引では委託保証金(担保)を証券会社に預けることで、その約3.3倍の取引ができます。

現物取引
30万円で30万円分
信用取引
30万円の保証金で最大約100万円分
レバレッジの損益例(保証金30万円・100万円分取引)

株価が10%上昇 → 利益10万円(保証金に対して+33%)

株価が10%下落 → 損失10万円(保証金に対して−33%)

株価が30%下落 → 損失30万円(保証金がほぼ消える)

買い建てと売り建て

買い建て(ロング)

株を借金して買う。株価が上がれば利益。現物取引と同じ方向だが、レバレッジがかかる。

売り建て(空売り・ショート)

持っていない株を借りて売る。株価が下がれば利益。下落相場でも利益を狙える。

💡 空売りは理論上損失無限大
買い建ては株価がゼロになっても損失は投資額まで。しかし空売りは株価が上昇し続ける限り損失が膨らみます。「踏み上げ」と呼ばれる急騰に巻き込まれると大損する可能性があります。

信用取引のコスト

コスト内容目安
売買手数料現物と同様証券会社による
金利(買い建て)借りたお金への利息年2〜3%程度
貸株料(売り建て)借りた株への手数料年1〜4%程度(銘柄による)
逆日歩(ぎゃくひぶ)空売りが多い銘柄に発生する追加コスト不定(高額になることも)

リスクと注意点

⚠️ 追証(おいしょう)に注意
保証金の価値が一定水準を下回ると、証券会社から「追加保証金を入れてください」と求められます(追証)。応じられない場合、強制決済されます。大きな損失が確定するリスクがあります。
リスク内容
損失の拡大レバレッジにより損失も3倍以上になる可能性
追証保証金維持率を下回ると追加入金が必要
コスト増加保有期間が長いほど金利・貸株料がかさむ
逆日歩空売り時に予期せず高額コストが発生することがある
✅ まずは現物取引で経験を積もう
信用取引は現物取引で安定して利益を出せるようになってから検討しましょう。損切り・ポジション管理・メンタルコントロールが身についてから挑戦するのが正解です。
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まとめ

  • 信用取引は証券会社からお金・株を借りて取引する仕組み。最大約3.3倍の取引が可能。
  • 買い建て(上昇で利益)と売り建て・空売り(下落で利益)の2種類がある。
  • レバレッジにより利益も損失も拡大する。追証のリスクもある。
  • 金利・貸株料・逆日歩などコストが現物より多い。
  • 初心者は現物取引に慣れてから検討するのが安全。