証券口座とは
証券口座とは、株・投資信託・ETFなどを売買するための口座です。銀行口座と違い、証券会社に開設します。NISA口座も証券会社(または銀行)に開設しますが、非課税メリットが大きいため証券会社で開くのが一般的です。
4社を一覧で比較
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 | マネックス証券 |
|---|---|---|---|---|
| 国内株の 売買手数料 |
金額に関わらず0円 (電子交付の設定が条件) |
金額に関わらず0円 (ゼロコース・SOR同意が条件) |
50万円まで0円 (25歳以下は金額不問で0円) |
1日定額で100万円まで550円 (NISA口座なら0円) |
| NISA | ◎ | ◎ 楽天カード積立◎ |
○ | ◎ 米国株・ETF◎ |
| iDeCo | ◎ | ○ | ◎ 手数料0円 |
◎ 商品数最多クラス |
| おすすめの人 | デイトレ本格派 総合的に使いたい人 |
NISA積立メイン 楽天ユーザー |
デイトレ初心者 小資金スタート |
iDeCo重視 米国株投資したい人 |
SBI証券の特徴
口座数国内No.1の最大手証券会社です。筆者はデイトレ用として使っています。
- 手数料:2023年9月の「ゼロ革命」で、各種報告書を電子交付に設定すれば約定代金に関わらず国内株の売買手数料が0円。デイトレで1日に何度売買しても手数料がかからない
- ツール:HYPER SBI 2(無料)でチャート分析・板取引・スクリーニングが充実
- IPO:国内IPO取扱数No.1。成長投資枠でIPO狙いの人にも向いている
- NISA:もちろん対応。つみたて投資枠・成長投資枠とも使える
楽天証券の特徴
使いやすさとNISAのお得さで人気の証券会社です。筆者はNISA(つみたて投資枠)用として使っています。
- 手数料:「ゼロコース」を選べば取引金額に関わらず国内株(現物・信用)の手数料が0円。SOR(Rクロスを含む)の利用同意が条件
- 楽天カード積立:楽天カードで投資信託を積立すると最大1.0%のポイント還元(改定後は条件あり)
- アプリ:iSPEEDアプリが直感的で初心者にも分かりやすい
- 楽天経済圏:楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が0.1%になる
松井証券の特徴
1918年創業の老舗証券会社です。デイトレ初心者に特におすすめできる手数料体系が特徴です。
- 手数料:1日の約定代金が50万円以下なら完全無料。デイトレを少額から始める人にとって最もお得
- サポート:電話サポートが手厚く、初心者でも安心して問い合わせできる
- NISA:対応。ただし楽天証券のようなポイント還元はない
- ツール:「ネットストック・ハイスピード」でリアルタイムの板情報確認が可能
マネックス証券の特徴
米国株・iDeCoの充実度が高い総合証券会社です。iDeCoの商品ラインナップが国内トップクラスで、老後資金を積み立てたい人に特に向いています。
- 手数料:国内株は無料ではありません。取引毎コースは55円〜、一日定額コースは100万円まで550円。ただしNISA口座での国内株売買は0円
- iDeCo:eMAXIS Slimシリーズをフルラインナップ。信託報酬の低さで選ぶなら最有力
- 米国株:日本最大級の米国株・ETF取扱数。成長投資枠での米国株投資に強い
- NISA:対応。成長投資枠で個別株・米国株を運用したい人に向いている
2社で迷ったときはどっち?
4社すべてを比べるより、候補が2つに絞れている人のほうが多いはずです。よくある組み合わせを、上の表の数字だけで判断できる形にまとめます。
SBI証券と松井証券はどっちがいい?(デイトレ)
| SBI証券 | 松井証券 | |
|---|---|---|
| 国内株の売買手数料 | 金額に関わらず0円 (電子交付の設定が条件) | 50万円まで0円 (25歳以下は金額不問で0円) |
| NISA | ◎ | ○ |
| iDeCo | ◎ | ◎(手数料0円) |
手数料だけで見ると、電子交付を設定したSBI証券は金額の上限なく0円なので、50万円を超える取引をするならSBIが有利です。松井証券は50万円以下なら同じく0円で、設定も不要なぶん分かりやすい。25歳以下なら松井は金額に関わらず0円になります。
SBI証券と楽天証券はどっちがいい?(NISA・積立)
| SBI証券 | 楽天証券 | |
|---|---|---|
| NISA | ◎ | ◎(楽天カード積立) |
| 国内株の売買手数料 | 金額に関わらず0円 (電子交付の設定が条件) | 金額に関わらず0円 (ゼロコース・SOR同意が条件) |
| 向いている人 | デイトレ本格派・総合的に使いたい人 | NISA積立メイン・楽天ユーザー |
国内株の手数料はどちらも条件を満たせば金額に関わらず0円で、差がつきません。分かれ目はNISAの積立で、楽天カード積立でポイントが貯まるぶん楽天証券が有利です。普段から楽天のサービスを使っているなら楽天、そうでなければSBIで揃えるほうが管理が楽になります。
SBI証券とマネックス証券はどっちがいい?(iDeCo・米国株)
| SBI証券 | マネックス証券 | |
|---|---|---|
| iDeCo | ◎ | ◎(商品数が最多クラス) |
| NISA | ◎ | ◎(米国株・ETFに強い) |
| 国内株の売買手数料 | 金額に関わらず0円 (電子交付の設定が条件) | 1日定額で100万円まで550円 (NISA口座なら0円) |
日本株を課税口座で売買するならSBI証券のほうが安く、マネックス証券は手数料がかかります(NISA口座での国内株売買は無料)。マネックスを選ぶ理由は手数料ではなく、米国株・ETFの品揃えとiDeCoの商品数です。日本株中心で1つにまとめたいならSBI証券、という分け方になります。
用途別:どれを選ぶべきか
まとめ
- デイトレ初心者(資金50万円以下)→ 松井証券(1日50万円以下無料)
- デイトレ本格派 → SBI証券(ツールが充実、電子交付の設定で金額に関わらず0円)
- NISA積立メイン → 楽天証券(楽天カード積立でポイント還元)
- iDeCo・米国株重視 → マネックス証券(iDeCoの商品数トップクラス)
- どちらもやりたい → SBI証券 + 楽天証券の2口座が最強
- 口座開設・維持費はどこも無料。迷ったら複数開設もOK