株主優待の利回り計算ツール

株価・株数・配当・優待額を入れると、優待利回り・配当利回り・総合利回りが出ます。
💡 優待だけで比べると銘柄を見誤ります。
優待利回りが高くても配当がゼロの銘柄と、優待は小さくても配当が厚い銘柄では、手元に残るものが違います。比べるべきは2つを足した総合利回りです。

条件を入力

優待をもらえる最低株数(多くは100株)
配当が無い銘柄は0のままで構いません
自分が実際に使える金額で換算してください
計算結果
総合利回り(優待+配当)
---
優待利回りと配当利回りの合計
優待利回り
---
配当利回り
---
投資金額
---
株価 × 保有株数
年間の受取額
---
優待額 + 配当(税引前)
配当の税金を引いた場合
税引後の総合利回り
---
税引後の年間受取額
---
配当から20.315%を引いた金額
⚠️ 差し引いているのは配当の税金だけです。株主優待は非課税ではなく、原則として雑所得にあたります。詳しくは下の「優待の税金」を読んでください。
無料ツール
株の利益計算ツール
売却したときの手数料・税金(20.315%)を引いた実際の手取りを計算できます

優待利回り・配当利回り・総合利回りの計算方法

3つとも「投資した金額に対して、1年でいくら返ってくるか」を%で表したものです。分子が違うだけで、考え方は同じです。

優待利回り(%)= 年間の優待額 ÷ 投資金額 × 100
配当利回り(%)= 年間配当 × 保有株数 ÷ 投資金額 × 100
総合利回り(%)= 優待利回り + 配当利回り

投資金額は 株価 × 保有株数 です。優待をもらうには企業が決めた最低保有株数(多くは100株)を満たす必要があります。

計算例

株価1,500円の銘柄を100株、年間配当が1株30円、優待が年3,000円分の場合。

項目計算結果
投資金額1,500円 × 100株150,000円
年間配当30円 × 100株3,000円
優待利回り3,000 ÷ 150,000 × 1002.00%
配当利回り3,000 ÷ 150,000 × 1002.00%
総合利回り2.00% + 2.00%4.00%

配当には20.315%の税金がかかるため、税引後の配当は3,000円 × 0.79685 = 2,390円。税引後の総合利回りは 3.59% になります。

優待の税金

株主優待は非課税ではありません。所得税法上は原則として雑所得にあたります。「優待は税金がかからない」と書かれていることがありますが、正確ではありません。

配当株主優待
課税区分配当所得(申告分離課税など)原則として雑所得
税率20.315%(所得税15.315%+住民税5%)他の所得と合算した総合課税
納め方証券会社が源泉徴収(特定口座)自分で申告
NISA非課税NISAでも非課税にはならない

給与所得者の場合、給与以外の所得が年間20万円以下なら所得税の確定申告は不要です。ただし住民税の申告は別途必要です。扱いは個別の事情で変わるため、金額が大きくなる場合は税務署や税理士に確認してください。

このツールが差し引いているのは配当の20.315%だけです。優待分の税金は含めていません。

優待利回りを見るときの注意点

① 金額換算は自分の使い方で決める

四季報やランキングサイトの優待利回りは、優待の額面で換算されています。行かない店の食事券が3,000円分あっても、自分にとっての価値はゼロです。実態に近い数字を出したいなら、自分が実際に使える金額を入れてください。

② 優待は改悪・廃止される

配当と違い、優待は企業の裁量で内容が変わります。優待目当てで買った銘柄が廃止を発表すると、株価も同時に下がることが多く、利回り以上の損失になることがあります。優待利回りは将来を保証しません。

③ 長期保有条件がある銘柄がある

「1年以上の継続保有で優待額が増える」「3年以上で追加」といった条件を付けている企業があります。初年度は表示より利回りが低くなるので、買う前に条件を確認してください。

④ 株価が下がれば利回りは上がる

利回りの分母は投資金額です。株価が下がれば利回りは自動的に高く見えます。利回りが高い=お得とは限りません。なぜ株価が下がっているのかを先に確認してください。

よくある質問

Q. 優待利回りの計算方法は?

年間の優待額(金額換算)÷ 投資金額 × 100 です。投資金額は株価×保有株数。株価1,500円を100株(15万円)持っていて年間3,000円分の優待なら、3,000÷150,000×100=2.0%になります。

Q. 総合利回りとは何ですか?

優待利回りと配当利回りを足したものです。優待だけ、配当だけで比べると銘柄の実力を見誤るため、合算して比較します。

Q. 株主優待に税金はかかりますか?

非課税ではありません。原則として雑所得にあたります。給与所得者で給与以外の所得が年20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は別途必要です。上の「優待の税金」を参照してください。

Q. 優待の金額換算はどう決めればいいですか?

自分が実際にいくらの価値として使えるかで決めます。使わないお店の食事券は額面どおりの価値にはなりません。

Q. NISA口座なら利回りは上がりますか?

配当にかかる20.315%が非課税になるぶん、税引後の配当利回りが上がります。NISAにチェックを入れると、その分を差し引かずに計算します。なお優待はNISAでも非課税にはなりません。

Q. 何株買えば優待がもらえますか?

企業ごとに決まっており、多くは100株(1単元)です。銘柄によっては500株・1,000株が条件のこともあります。保有株数の欄にその株数を入れて計算してください。

関連ページ

株の利益計算ツール
売却したときの手数料・税金(20.315%)を引いた実際の手取りを計算できます。

ナンピン計算ツール
買い増ししたときの平均取得単価と損益分岐点を計算できます。

株の税金はいくら?売却益にかかる20.315%の計算方法
配当・売却益にかかる税金の内訳と計算方法を解説しています。