FX実践記録①|勝率70%なのに-6,014円だった話

8月第1週の結果

2026年8月3日から7日までの5営業日です。数字は証券会社の日別報告書に基づく確定値です。

取引回数
30回
勝率
60%
損益
-5,104円
日付回数損益内容
8/3(月)12回+967円8勝4敗。含み損のポジションを翌日に持ち越し
8/4(火)0回0円取引なし。持ち越した含み損が-5,180円まで拡大
8/5(水)4回-2,764円46時間持ち越したポジションを-4,484円で決済
8/6(木)2回-2,267円2回とも売り・2回とも長時間保有・2回とも負け
8/7(金)12回-1,040円10:11開始→翌03:41まで断続17時間半
口座残高の推移(2ヶ月累計)
50,000円 → 38,882円
(-22.2%/累計78トレード・-11,118円)

前回の記録①では「勝率70%なのに損益比0.27で負けた」と書きました。8月は損益比が0.64まで改善し、勝率も60%を維持しています。数字の上では前月より良くなっているのに、資金は減り続けている。この矛盾が引っかかって、集計方法そのものを見直すことにしました。

なぜ「円」で振り返ると自分を誤解するのか

2ヶ月の78トレードを並べて気づいたのは、取引数量がバラバラすぎることでした。

最小100通貨、最大5,000通貨。同じ通貨ペアなのに、1回のトレードの重みが50倍違います。この状態で「1回あたり平均-1,110円」と集計しても、それが「読みを外した」のか「たまたまロットが大きかった」のかを区別できません。

💡 pipsに直すと比較できる
FXの値幅の単位がpipsです。ドル円なら1pips=0.01円。損益をロットで割れば、どんな数量のトレードも同じ物差しに乗ります。
pips = 損益 ÷ 通貨数 × 100
例:4,000通貨で-1,000円なら、-1,000 ÷ 4,000 × 100 = -25pips。5,000通貨で-1,250円も同じ-25pipsです。円で見ると後者が「大きな負け」に見えますが、判断のミスとしては同じ大きさです。

78トレード全部をpipsに直したのが下の表です。

期間回数勝率合計平均勝ち平均負け
7月48回66.7%-53.6pips+11.2pips-29.5pips
8月30回60.0%-98.7pips+13.1pips-27.9pips
累計78回64.1%-152.3pips+11.9pips-28.8pips

平均の勝ちが約12pips、平均の負けが約29pips。勝ちの2.4倍の値幅で負けているという構造が、月をまたいでまったく変わっていませんでした。

損失の全額は5トレードから出ていた

そこで負けの分布を見たところ、はっきり2つに割れました。-30pipsを超えた負けが5件だけあり、その5件が全体を沈めていました。

-30pipsを超えた負け/5件(6.4%)
-13,157円
-316.5pips
残り/73件(93.6%)
+2,039円
+164.2pips

✅ 93.6%のトレードは、合計するとプラスだった

累計-11,118円という数字は、5トレードだけで説明が付きます。残り73回を全部足すとプラスです。

つまり相場の読み方や手法を変える必要はありませんでした。直すべきなのはこの5回で何をしていたかだけです。

その5件の中身です。

損益値幅エントリー時刻数量保有時間
-4,484円-89.7pips00:075,000通貨46時間
-2,641円-66.0pips00:104,000通貨8.4時間
-2,432円-60.8pips23:464,000通貨22分
-2,400円-60.0pips23:274,000通貨15分
-1,200円-40.0pips19:243,000通貨3.2時間

その5回の共通点

共通していたのは1つだけでした。逆指値(損切り注文)を入れていなかったことです。

逆に、逆指値を入れたトレードの決済幅を見ると、きれいに揃っています。勝ちの上位にはぴったり+25.0pipsが9件並んでいました。OCO注文で「+25pipsで利確・-25pipsで損切り」を設定した回は、設計どおりに機能していたわけです。

決済幅件数合計
+23pips以上(利確ライン到達)15回+11,551円
+0〜23pips(自分で手仕舞い)35回+6,916円
-0〜23pips(浅い負け)7回-378円
-23〜30pips(損切りライン付近)16回-16,050円
-30pips超(損切り不在)5回-13,157円

そして今回いちばん考えを変えられたのが、上の5件のうち23:27と23:46の2件です。

⚠️ 15分で-60pips。手動では間に合わない
この2件は保有15分と22分で-60pipsに達しています。寝て放置したのではなく、起きて画面を見ていたのに切れなかったトレードです。

ドル円が163円台から159円台へ急落していた局面で、値動きが速すぎました。「損切りしよう」と考えている数分のあいだに、想定の2倍以上の損失になっています。

つまり「深夜は取引しない」「気をつける」といった対策では防げません。あらかじめ置いた注文だけが機能します。

私は前回、この原因を「深夜に判断力が落ちるから」だと考え、「0時以降は新規エントリー禁止」という対策を立てていました。時間帯で切る発想自体は数字と合っていたのですが、上の2件は23時台のエントリーなので、そのルールでは防げていません。原因は時間ではなく注文の置き方でした。

損切りを入れていたらどうなっていたか

78トレード全部に機械的な損切りが入っていた場合を計算しました。それ以外の条件は実際の記録どおりです。

損切り幅累計損益実績との差
-20pips+1,689円+12,807円
-25pips-2,299円+8,819円
-30pips-3,961円+7,157円
-40pips-5,961円+5,157円
実績(損切りなし)-11,118円

ただしこの試算には有利に出るバイアスがあります。実際に損切り注文を置いていれば、一度マイナスに振れてから戻って利益になったトレードも刈られていたはずで、その分は計算に入っていません。数字は上限の見積りとして読む必要があります。

それでも方向は変わりません。上の5件はいずれも-40pips以上動いており、-25pipsで切られてから含み益に戻った可能性はほぼない水準です。

では損切りは何pipsが正解なのか

ここで「一番成績が良くなる幅を探せばいい」と考えたのですが、調べたらその考え方自体が間違っていることが分かりました。順に書きます。

前提が間違っていた:ドル円の日中レンジは38pipsではなく約100pips

私は自分のルールメモに「ドル円の1日の値幅は38pips程度」と書いていて、それを根拠に「25pipsは値幅の2/3だから妥当」と判断していました。この38pipsが実データと合っていませんでした。

自分の約定価格だけから日中の値動き幅を復元したものです。実際についた価格しか拾えないので、本当の高値・安値はこれより広くなります(=下限値)。

日付観測レンジ日付観測レンジ
7/2713pips7/31121pips
7/2822pips8/3152pips
7/2935pips8/596pips
7/30474pips8/651pips
8/7115pips

中央値96pips・平均120pips。38pipsではありませんでした。さらに、-25pipsに到達するまでの時間は中央値36分。最短は1分で、7分以内が4件あります。

つまり±25pipsは日中レンジの1/4程度で、数十分あれば普通に往復する幅です。ノイズの内側にあります。

幅をいじっても期待値は作れない

そして、ここが決定的でした。ドリフト(方向性)のないランダムウォークでは、幅Aの利確と幅Bの損切りで挟んだとき、先に利確に触る確率は B÷(A+B) になります。これは相場観ではなく数学的に決まる値です。

設定損益比理論上の勝率期待値
+25 / -251.0050.0%±0
+25 / -201.2544.4%±0
+25 / -151.6737.5%±0
+25 / -350.7158.3%±0

どの組み合わせでも期待値はゼロです。損益比を上げれば勝率が下がり、勝率を上げれば損益比が下がる。ちょうど打ち消し合います。

✅ 実績の48.4%は「負けている」のではなく「優位性がない」

実際に±25のラインに到達した31件は15勝16敗=勝率48.4%でした。これは理論値50%と統計的に区別できません(31件だと標準誤差が約9%あります)。

正しい読み方は「±25で負ける設定だった」ではなく、「この時間軸では自分に優位性が検出されていない=コインフリップ」です。

これで「損切りを狭くすれば期待値が良くなる」という発想が消えました。狭くすれば、勝率も一緒に下がるだけです。

だったら何が損失を作っていたのか

期待値ゼロの土台を、下に引き下げていた要因が2つあります。

内容影響
A. 上限のない負け5件が-40〜-90pips。そもそも挟んでいなかった-13,157円
B. 勝ちだけ切り上げ勝ちの中央値は+8.2pipsなのに、負けは-25まで走らせていた事故1回の damage が重くなる
📌 訂正:Bは「期待値がマイナスになる」わけではなかった
この記事を書いた時点で私は「勝ちは+8pipsで降りて負けは-25pipsまで待つと、期待値が数学的にマイナスへ確定する」と書いていました。これは誤りだったので訂正します。

小さく利確しても、その分だけ勝率が上がって釣り合います。+8pipsで利確・-25pipsで損切りを一貫してやる場合、理論上の勝率は75.8%になり、期待値はやはりゼロです。

つまり損失を作っていたのは、結局Aだけでした。逆指値のない5件を除いた73件は+164.2pips(1件あたり+2.25pips)でプラスです。

それでも小さく利確したくない理由(期待値ではなくダメージ管理)

期待値が同じなら利確幅はどうでもいいのか、というとそうではありません。事故1回から立ち直るまでの時間が変わります。

利確の幅逆指値を1回忘れて-90pipsやった場合
+8pipsで利確勝ち11回分が消える
+15pipsで利確勝ち6回分が消える
+25pipsで利確勝ち4回分で済む

小さく利確していると、1回の事故を埋めるのに11回勝たなければいけません。そして11回勝つあいだに、また事故を起こす確率も上がります。+25pipsなら4回です。これが「利確の指値に届くまで触らない」を推奨に置いている理由で、期待値の話ではなくダメージ管理の話でした。

結論:幅は「期待値」ではなく「資金管理」で決める

挟む目的は期待値を作ることではなく、Aの上限なし負けを消すことでした。その役割なら幅が20でも25でも35でも果たせます。だったら幅は1回のリスクが資金の何%になるかから決めるのが正しい、という結論になりました。

設定1回のリスク資金比判定
4,000通貨 × 25pips-1,000円2.57%◎ 採用
4,000通貨 × 20pips-800円2.06%2%には収まるが、差は損得に出ない

一度は「2%ルールに収まるから」という理由で-20pipsを採用しました。ですが最終的に25pipsに戻しました。理由は3つです。

✅ 結論:「±1,000円のところにOCOを置く」だけ

157.500で買うなら損切り157.250 / 利確157.750。pipsを数えなくて済みます。

2%ルールの2.57%超過は承知の上です。資金が10万円になれば自動的に1.0%へ下がるので、それまでの暫定として扱います。精密さより実行率を採りました。

そして期待値は幅ではなく「いつ入るか」で作るしかありません。実データで唯一それらしきものが出ているのは、後述する22〜24時の28件だけです。

損切り幅から適正な取引数量を逆算する計算は、自分用に作ったツールで確認しています。

無料ツール
FX計算ツール
必要証拠金・1pipsあたりの損益・証拠金維持率・損切り幅から逆算した適正な取引数量を自動計算

黒字に必要な数字は1つだけ

勝率64.1%・平均勝ち+11.9pipsを据え置いたまま、黒字にする方法を3通りで計算しました。

直す場所必要な水準現状難易度
平均負けを縮める-21.3pips以下-28.8pips注文を置くだけ
平均勝ちを伸ばす+16.1pips以上+11.9pips我慢が必要
勝率を上げる70.7%以上64.1%最も難しい

いちばん近いのは1行目です。逆指値を置けば、平均負けは自動的にその幅以下に収まります。裁量も我慢も要りません。

ただし注意点があります。次の章で書くとおり、平均負けを縮めると勝率も一緒に下がるので、この表の1行目だけを取り出して「これで黒字になる」とは言えません。あくまで「今の数字のどこがどれだけ足りないか」を示した表として読んでください。

なお2行目も無理な数字ではありません。勝ち50件のうち35件は+23pipsに届く前に自分で閉じています(平均+6.9pips)。利確の指値に任せて触らなければ、平均勝ちは自然に上がります。ただしこちらは「利益が乗ると閉じたくなる」心理を相手にするので、後回しにしました。

ロットは主犯ではなかった

「4,000通貨は大きすぎるのでは」と考えていましたが、逆指値の有無で分けると見え方が変わりました。

数量件数損切り不在の分それ以外の合計
〜3,100通貨39回1件 -1,200円+2,260円
4,000〜5,000通貨39回4件 -11,957円-221円(ほぼトントン)

4,000通貨でも、逆指値がある回だけならほぼトントンです。ロットを半分にしても、逆指値を置かなければ-4,484円が-2,242円になるだけで、構造は何も変わりません。順番として、先に直すのは注文の方でした。

ポジションサイズそのものの決め方はポジションサイズとリスク管理、損切り幅の考え方は損切りの決め方で解説しています。

唯一勝てていた時間帯

時間帯別の集計で、1つだけ明確にプラスの領域がありました。22時から24時に入り、日付が変わる前に閉じたトレードです。

区分件数勝率合計
22〜24時に入り0時までに閉じた28回85.7%+3,358円
それ以外50回52.0%-14,476円

内訳は7月+838円・8月+2,520円で両月ともプラスでした。夏時間ではニューヨーク市場が22時半ごろに開き、ロンドンと重なるこの2時間が最も流動性が高い時間帯です。会社員にとっては帰宅後に当たるので、都合も合っています。この時間帯を実際のエントリー手順に落とし込んだものはFXのエントリーの決め方にまとめました。

ただし28件しかないので、確定した強みと呼ぶには足りません。推奨の営業時間という扱いにとどめます。

ルールを増やすのをやめた

分析を終えて自分の記録を見返して、いちばん気まずかったのがこれです。

ルールは、すでに正しく書かれていた

手元のルールメモには8月2日の時点で「最優先:損切り-25pipsの機械的執行」と書いてありました。記録①で「これが全て」と結論も出していました。

それでも8月に-4,484円を出しています。ルールが間違っていたのではなく、実行していなかっただけです。

ここで前回のように「0時以降は禁止」という新しいルールを足すと、守れていないルールの上に、守れないルールを積むことになります。だから今回は逆に、絶対に守る項目を1つに絞りました。

ABSOLUTE RULE
エントリーと同時に逆指値(-1,000円)を置く。
置いていない状態でポジションを持たない。
守るのはこれだけ。他は全部「推奨」で、破っても検証は成立する。
項目内容位置づけ
損切り-1,000円(25pips)の逆指値をOCOで同時発注絶対
利確見ていられるかで変える(下記の2モード)推奨
時間帯22:00〜24:00に入り、0時までに閉じる推奨
保有時間4時間以内(4時間超は勝率33%だった)推奨
数量4,000通貨で固定推奨

まず分割利確はやめました。前回は「1,000通貨を+25pips、1,000通貨を+50pips」という設計にしていたのですが、+50pipsは78トレード中1回も到達していません(勝ちの最大は+33.6pips)。注文が複雑になるほど、肝心の逆指値の執行率が落ちます。

ただし「+50pipsは届かない水準」と断定はできません。日中レンジが中央値96pipsあるので、+50pips自体は射程内です。到達0回だったのは早く手仕舞いしていたからという可能性が残ります。

チャートを見ていられるかで、注文を2通りに分ける

会社にいる時間と、帰宅後にチャートを見ていられる時間では、できることが違います。そこで逆指値は共通で必須にしたまま、利確側だけを切り替える形にしました。

日中モード(会社にいる時)夜モード(22〜24時)
逆指値-1,000円(必須)-1,000円(必須)
利確+25pipsの指値も同時に入れて完全放置裁量(自分のタイミングで決済)
アプリ見ない見ていて良い
期限どちらかが約定するまで0時までに必ず閉じる

日中は「見られない」のではなく見てはいけない時間として扱います。仕事の合間に数十秒だけ見て判断するのが、いちばん質の低い決済になるからです。

ちなみに日中はそもそも成績が悪い時間帯でした。21時台までにエントリーした25件は勝率48%・-2,115円。夜モードの28件が勝率85.7%・+3,358円なので、日中は「やらない」という選択も十分あります。

⚠️ 裁量利確には数字上の懸念がある(承知の上で採用)
勝ち50件のうち35件は+23pipsに届く前に自分で閉じており、平均は+6.9pipsでした。指値に任せた15件は+23pips以上です。平均勝ちが+11.9pipsしかない主因は、この手仕舞いです。

ただし「持っていれば+25pipsに届いていた」証拠はありません。逆に損切りに刈られていた可能性も同じだけあります。断定できないので、測って決めることにしました

夜モードでは決済ごとに「何pipsで利確したか」を記録し、30件たまった時点で平均勝ちpipsを見ます。+25pipsを下回っていたら、夜も指値に切り替えます。

凝った設計は必要ありませんでした。前述のとおり、損益比をいくつに設定しても期待値は理論上ゼロなので、注文を複雑にして得られるものがないからです。

💡 見るのは金額ではなく執行率
次の2週間で追いかける数字は損益ではありません。「逆指値を置けた回数 ÷ 全トレード」です。

金額を目標にすると、届かせるためにロットと回数を上げる動機が生まれます。それがまさに7月30日(15回・-4,532円)と8月4日(46時間の放置)の壊れ方でした。

正直に書いておくこと

資金の追加は先送りにしました

当初は8月中に5万円を追加して10万円体制にする計画でしたが、タイミングを後ろにずらしました。1トレードあたりの期待値がまだ-1.95pipsで、勝てる根拠が確認できていません。この状態で入金すると、実質的には「ロットを上げる余地」を作るだけになります。

そこで入金する条件を先に決めました。①直近30トレードで逆指値の執行率が100%、かつ②その30回の合計pipsがプラス。両方そろった時点で入金します。

10万円にする方針自体は変えていません。今の4,000通貨・25pipsだと1回の損失は-1,000円=口座の2.57%で、自分で決めた「1トレードのリスクは資金の2%まで」を超えています。資金が10万円になれば同じ条件で1.0%まで下がり、この超過が解消します。増資はロットを上げるためではなく、リスク比を正常に戻すために使うものという位置づけです。

この分析には限界があります

そもそも割に合っているのか

FXは通貨の売買なので、株のように企業が価値を生む仕組みがありません。参加者同士で奪い合うゼロサム(コストを引くとマイナスサム)です。同じ時期に積み立てているインデックスファンドは、何もしていないのに含み益が出ています。2ヶ月で-11,118円というのは、労力に対して明らかに割に合っていません。

それでも続けるのは、失っていい金額の範囲で、自分の執行がどれだけ甘いかを数字で突きつけられるからです。今回の-11,118円は「損切り注文を置かないと何が起きるか」の授業料として、たぶん安い方だと思っています。

まとめ

  • 8月第1週は30トレード・勝率60%・-5,104円。累計は78トレード・-11,118円(口座5万円→38,882円/-22.2%)。
  • ロットが100〜5,000通貨と50倍違っていたため、円ではなくpipsで数え直した。
  • -30pipsを超えた5件(6.4%)だけで-13,157円。残り73件は合計+2,039円のプラスだった。
  • 5件の共通点は逆指値を置いていなかったこと。うち2件は15〜22分で-60pipsに達しており、手動では間に合わない。
  • 全トレードに-25pipsの損切りが入っていれば-11,118円→-2,299円(上限見積り)。
  • ドル円の日中レンジは中央値96pipsで、±25pipsはその1/4=ノイズの内側。-25pipsには中央値36分で到達していた。
  • ランダムウォークでは損益比をどう設定しても期待値は理論上ゼロ。実測48.4%は理論値50%と区別できず、負けているのではなく優位性が検出されていない
  • 小さく利確すること自体は期待値をマイナスにしない(勝率が上がって釣り合う)。損失を作っていたのは逆指値のない5件だけ
  • ただし利確が小さいと事故1回から立ち直るのが遅くなる。-90pipsを1回やると、+8pips利確なら勝ち11回分、+25pips利確なら4回分が消える。
  • 幅では損得が変わらないので精密化をやめた4,000通貨で「±1,000円」(=25pips)にOCOを置くだけ。覚えやすさ=実行率を優先した。
  • 黒字に必要なのは平均負けを-28.8→-21.3pipsにすることだけ。勝率を上げる必要はない。
  • 4,000通貨でも逆指値がある回だけならほぼトントン。ロットは主犯ではなかった
  • 「22〜24時に入り0時までに閉じる」28件は勝率85.7%・+3,358円で両月プラス
  • ルールは8月2日時点で正しく書けていた。問題は実行。絶対に守る項目を「逆指値」1つに絞った
  • 利確は日中(会社)は+25pipsの指値で完全放置、夜は裁量の2モードに。逆指値だけは両方で必須。
  • 次に測るのは金額ではなく逆指値の執行率。10万円への増資は方針を維持したまま、条件を満たすまで先送り。

※ 本記事の数値はSBI証券の月次報告書・日別報告書に基づく実際の記録です。特定の投資手法や商品を推奨するものではありません。FXはレバレッジにより大きな損失を被る可能性があります。投資判断はご自身の責任でお願いします。