FX実践記録③|13連勝の正体【2026年9月】
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この記事が対象にしている期間

前回(③)は9月17日〜28日でした。今回はその続きです。

期間件数結果記事
9月17日〜9月18日旧ルール4件−852円③
9月21日〜9月28日新ルール17件+2,115円③
9月29日〜10月6日新ルール13件+113円この記事
新ルール通算+2,228円(30件)—

先に結果:前回の続き13件はトントンだった

今回の期間(9/29〜10/6・13トレード)
+113円
+2.9pips / 8勝5敗(勝率61.5%)/ PF 1.031

13トレードやって+113円です。pipsでは+2.9pips。PF 1.031は「ほぼトントン」で、手数料やスプレッドを考えればマイナスと言っていい水準です。

13連勝の次に起きたこと

前回の記事と今回を並べると、何が起きたかがはっきりします。

項目前回(17件)今回(13件)
勝率82.4%61.5%
プロフィットファクター2.0171.031
平均の勝ち+9.19pips+11.95pips
平均の負け−21.27pips−18.54pips
合計+64.9pips+2.9pips

興味深いのは、勝ちも負けも、1回あたりの大きさは悪くなっていないことです。平均の勝ちはむしろ+9.19→+11.95pipsに増えています。平均の負けも−21.27→−18.54pipsと小さくなりました。

変わったのは勝率だけです。82.4%が61.5%になった。それだけでPFが2.017から1.031へ落ちました。

📌 前回「待てば戻る相場に支えられている」と書いた

前回の記事で、過去データの勝率は35%なのに実測が82.4%なのは「切らずに待っているから」で、戻らない相場が続けば勝率は簡単に70%を割ると書きました。

13トレードで61.5%まで落ちました。予想が当たったというより、82.4%のほうが異常値だったと考えるのが自然です。

30件の確定値

ルールを作り直してから30件たまりました。これが現時点の全部です。

項目数字
トレード数30件
損益+2,228円 / +67.8pips
勝敗22勝8敗(勝率73.3%)
プロフィットファクター1.433
平均の勝ち+10.20pips
平均の負け−19.56pips(勝ちの1.92倍)
損益分岐勝率65.7%
余裕7.6ポイント

前回は余裕が12.6ポイントありました。いまは7.6ポイントです。勝率が65.7%を割った時点で赤字に転じます。

前回の記事の前提が、2日で崩れた

前回の記事で、損切り幅についてこう書きました。

💬 前回(③)に書いたこと
「14件の勝ちは全部、−22.6pips以内から戻ってきています。だから−25pipsに逆指値を置いても、勝ちトレードは1つも切られません」

この記事を公開した2日後に、−24.2pipsまで沈んでから勝ったトレードが出ました(結果は+5.9pips)。

時点勝ちトレードの最深−25pipsとの距離
9月28日(17件)−22.6pips2.4pips
10月6日(30件)−24.2pips0.8pips

⚠️ ここから分かること

「勝ちの最深」は固定値ではありません。件数が増えれば、必ず深くなります。

その値から損切り幅を逆算する方法は、サンプルが増えるたびに前提が動くということです。17件で引いた線は、13件足しただけで余裕が2.4pips→0.8pipsに縮みました。

損切りの境目は−24と−25のあいだにある

30件すべての最大逆行を記録してあるので、「機械的に損切りを入れていたら」を後から計算できます。

損切り幅合計pips切られる件数実際との差
−20pips+6.7pips7件−61.1pips
−22pips+22.1pips5件−45.7pips
−24pips+55.0pips4件−12.8pips
−25pips+82.3pips2件+14.5pips
−28pips+76.3pips2件+8.5pips
−30pips+73.7pips1件+5.9pips
実際(待った)+67.8pips——

−24と−25のあいだで27pips変わります。幅をたった1pips動かしただけです。

理由は単純で、勝ちトレードの最深が−24.2pipsだからです。−24に置くとその勝ちが死に、−25なら生き残る。この結論は0.8pipsの差の上に乗っています。

⚠️ だから「−25が正解」とは書けない
30件のデータでは−25pipsが最良です。ただしその根拠はたった1件のトレード(−24.2pipsから戻った回)が決めています。次に−26pipsから戻る勝ちが出れば、−25は「勝ちを殺す幅」に変わります。
この手の最適化は、サンプルが増えるたびにひっくり返ります。

直近2件は、どちらも−25付近だった

#結果最大逆行−25pipsだったら
29−24.6pips−24.6pips切られずに済んでいた(0.4pips差)
30−28.6pips−29.4pips−25で済んでいた(3.6pips改善)

負けの形が見えてきた

8件の負けを並べると、共通点があります。

#結果最大含み益
14−35.9pips−0.4pips
24−18.4pips+0.5pips
29−24.6pips+5.2pips
30−28.6pips+5.3pips

大きく負けた4件は、どれも最大含み益が+5.3pips以下です。入った直後からほとんどプラスにならず、そのまま沈んでいます。

逆に勝った回は、途中でちゃんと含み益が出ています。「入ってすぐ伸びないトレードは負けになりやすい」という傾向が、30件で見えてきました。ただしこれは4件の観察なので、まだ仮説です。

口座全体は良くなっている

ここまではルール適用分の話です。口座全体の数字も出しておきます。

期間(直近30日)約定件数合計実現損益
8/29〜9/28356件−23,350円
9/02〜10/01249件−20,412円
9/03〜10/02243件−18,412円
9/06〜10/05148件−2,676円
9/07〜10/06152件−4,804円

約定件数が356件から152件へ、半分以下になりました。それに連れて損失も−23,350円から−4,804円まで縮んでいます。

これは手法が良くなったからではなく、ルール外で適当に触る回数が減ったからです。30件のルール適用分が+2,228円なので、残り120件ほどで−7,000円ほど負けている計算になります。まだルール外のほうが件数は多いですが、以前の339件に比べれば大きく減りました。

正直に書いておくこと

口座はまだマイナスです

直近30日で−4,804円。改善はしていますが、プラスではありません。ルールで取った30件が+2,228円というだけです。

30件でも足りません

負けはまだ8件です。「平均の負け−19.56pips」は8件の平均で、次の数件で簡単に動きます。損益分岐勝率65.7%という線も、同じ理由で動きます。

当初「30件たまったら判断する」と書きましたが、30件では判断材料が揃っただけで、結論は出せないというのが正直なところです。特に損切り幅の最適値は、1件のトレードが結論を決めている状態で、これを採用するのは過剰最適化に近い。

★切れ★を無視する判断は、まだ正しいか分からない

ルールの条件が崩れたら通知が出る仕組みを使っていますが、無視して持ち続けた回が複数あります。今回の13件では結果が割れました。

#★切れ★からの経過結果
28エントリーの2分後に通知+23.0pips
29エントリーの7分後に通知−24.6pips
30エントリーの41分後に通知−28.6pips

同じ判断で結果が逆になっています。無視するのが正しいかは、まだ分かりません。

ロットを固定していません

3,300通貨から4,000通貨のあいだで動かしています。本来はリスク管理として固定すべきところです。

まとめ

この記事(2026年9月29日〜10月6日・13トレード/通算30件)

  • 今回の13件は +113円/+2.9pips/PF 1.031。ほぼトントンだった。
  • 前回の17件はPF 2.017・勝率82.4%。変わったのは勝率だけ(82.4%→61.5%)で、1回あたりの勝ち負けの大きさは悪くなっていない。
  • 通算30件は +2,228円/+67.8pips/22勝8敗/PF 1.433。
  • 損益分岐勝率は65.7%。いまの73.3%との余裕は7.6ポイント(前回は12.6ポイント)。
  • 前回「勝ちは全部−22.6pips以内から戻る」と書いたが、2日後に−24.2pipsが出た。勝ちの最深は件数が増えれば深くなる。
  • 損切りは−25pipsが最良(+82.3pips)だが、その結論は0.8pipsの差=たった1件が決めている。採用するには根拠が細すぎる。
  • 大きく負けた4件は最大含み益が+5.3pips以下。入ってすぐ伸びない回は負けになりやすい(仮説)。
  • 口座全体は約定件数が356件→152件に減り、損失も−23,350円→−4,804円に縮んだ。ただしまだマイナス。

次回(⑤)は50件到達時点で書きます。見るのは損切り幅の最適値ではなく、負けの分布がどこまで広がるかです。最悪の負けが−41.3pipsのままなのか、もっと深いものが出るのかで、置くべき幅が変わります。

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